「軽貨物って稼げないらしいね」──そう言われることがあります。でも、実際は違います。軽貨物の需要は右肩上がり。EC市場の拡大と物流需要の増加で、仕事はむしろ増えています。それなのに「仕事がない」と感じているなら、原因はほぼ探し方にあります。この記事では、見える案件を一気に増やす3つの改善ポイントを解説します。

CHAPTER 01

「仕事がない」の本当の原因3つ

「仕事がない」と感じているドライバーのほぼ全員に、共通する3つの原因があります。能力や経験の問題ではなく、シンプルに探し方の問題です。

1
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登録先が少ない
1社だけだと、そこ以外の案件は見えない
2
📍
エリアが狭い
稼働範囲が限定的すぎて選択肢が少ない
3
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条件を絞りすぎ
「宅配だけ」などで案件数が激減

① 登録先が少ない・かたよっている

1つのサービスだけに登録していると、そこに掲載されていない案件には出会えません。軽貨物の案件は各サービスに分散しており、A社で仕事が少ないときもB社には溢れている、というのはよくあることです。

登録先を1つ増やすだけで、見える案件数は一気に広がります。「登録が面倒」という気持ちのハードルを越えられるかどうかが分かれ道です。

② エリアの設定が狭すぎる

「自宅から近い場所だけ」に絞りすぎていると、案件が少ない地域では仕事が見つかりにくくなります。特に地方では、この問題が顕著です。

少し稼働エリアを広げるだけで、選択肢が3〜5倍に増えることも珍しくありません。通勤に30分余計にかかっても、それで収入が2倍になるなら確実に得です。

③ 案件の種類を絞りすぎている

「宅配しかやりたくない」「特定の荷物だけ」「時間帯はこの範囲だけ」──条件が多いほど、マッチする案件は激減します。

最初は条件を広めに持ち、実績を積みながら自分に合うものに絞っていくのが現実的です。選択肢が広がれば、自然と「やりたい案件」が見えてきます。

ドライバーの声

「ずっと宅配しかやってなくて、案件が減ると収入も落ちて困ってました。試しにルート配送と企業間配送も解禁したら、案件数が倍になって、しかも単価が高い仕事も入るように。選択肢を狭めてただけだったんですね」

── 30代男性ドライバー・大阪府

CHAPTER 02

見える案件を一気に増やす方法

3つの原因が分かれば、対策はシンプル。それぞれの「狭さ」を広げるだけです。

改善ポイント変更前変更後
登録先の数1社3社以上
稼働エリア自宅の市区町村のみ隣接市まで拡大
案件の種類宅配のみ宅配+ルート+スポット
見える案件数10件/月40〜60件/月

この改善を1か月続けただけで、月収が1.5〜2倍になったというドライバーは珍しくありません。条件を広げる勇気が、そのまま結果に直結します。

ドライバーの声

「仕事がないって嘆いてたら、先輩に『3社登録してる?エリア広げた?』って聞かれて、全部No。先輩の言う通りにしたら、1週間で仕事が途切れなくなったんです。探し方を変えるだけでこんなに違うとは」

── 20代男性ドライバー・福岡県

CHAPTER 03

今日からできる、改善アクション

「明日から頑張る」ではなく、今日その場で行動できることがあります。

アクション1:登録先をもう1つ増やす

今使っているサービス以外に、あと1つだけ登録してみる。所要時間は10〜15分。これだけで見える案件が増えます。

アクション2:稼働エリアを広げる

登録済みサービスの設定画面を開き、エリアを「隣接市まで」に変更。5分で終わる作業です。

アクション3:案件種類の条件を見直す

「これはやらない」と決めていた案件種類を、一度解禁してみる。意外とやってみたら自分に合う、ということはよくあります。

この記事のポイント
  • 「仕事がない」の原因は需要ではなく、探し方の狭さにある
  • 登録先・エリア・案件種類の3つを広げれば案件数は数倍になる
  • 改善は「今日」できる。先送りするほど損をする

軽貨物の需要は確実にあります。「仕事がない」と嘆く前に、探し方を見直した人から順に、仕事を手にしていきます。今日、登録先を1つ増やすところから始めてみてください。

WRITTEN BY
ドライバーバンク編集部
軽貨物ドライバー特化のキャリア支援サービス「ドライバーバンク」の編集チーム。現場ドライバー・運送会社への取材をもとに、現実的なキャリア情報を発信。