「もっと稼ぎたい」と思ったとき、まず考えるのは稼働時間を増やすことかもしれません。でも、その前にやるべきことがあります。それは「登録先の見直し」。同じ時間働いても、登録先によって稼げる額は大きく変わります。この記事では、登録先を見直すべき3つのサインと、見直すことで何が変わるのかを、現役ドライバーの声とともに解説します。

CHAPTER 01

登録先を見直すべき3つのサイン

今の登録先に満足していますか?以下のサインに1つでも当てはまれば、見直しのタイミングです。

1
🔒
1社依存
毎月同じ会社からしか仕事が来ない
2
📉
単価停滞
ずっと単価が上がらず横ばい
3
🌊
閑散期に激減
シーズンによって収入が半分以下

① 毎月同じ会社からしか仕事が来ていない

1社依存は、その会社の都合で仕事量が左右されるリスクがあります。会社の業績が悪くなれば、あなたの収入も連動して下がる。これは個人事業主にとって致命的なリスクです。

複数の登録先を持つことでリスクを分散できます。1社が減ってもほかでカバーできる、この状態を作るだけで精神的な余裕が全然違います。

② 単価が上がらない

同じ登録先だけを使っていると、単価交渉がしにくい状況になりがちです。「他と比較してこっちは安い」と言える材料がないからです。

ほかのサービスで相場を把握し、比べられる状態を作ることが単価アップの第一歩。複数登録は、単価交渉の武器にもなります。

③ 閑散期に仕事が激減する

特定の荷主や案件に依存していると、繁閑の波が直接収入に響きます。EC配送だけだと年末が忙しく1〜2月が激減、企業間配送だけだと年末年始が暇、といった具合です。

種類の違う案件を複数持つことで、閑散期でも収入を安定させられます。案件の組み合わせが、平準化のカギです。

ドライバーの声

「ずっと1社だけで、正直『ここしかない』と思ってました。でも閑散期に収入が半減して焦って、他のサービスに2つ登録。同じ稼働時間なのに月収が1.5倍になって、『なんで今までやらなかったんだろう』と」

── 30代男性ドライバー・愛知県

CHAPTER 02

登録先を増やすだけで変わること

登録先を見直すことで、具体的に何が変わるのか。現役ドライバーの実例から、変化を見てみましょう。

項目1社依存複数登録後
月収の安定度波が激しい下限が読める
単価交渉力ほぼなし相場比較で交渉可
閑散期の収入半減する他でカバー可
精神的負担大きい余裕がある
年収の伸びしろ頭打ち上がり続ける

「稼働時間」より「登録先」が先

多くのドライバーが誤解しているのは、「稼ぎたい=もっと働く」という発想。でも実は、登録先を変えるだけで、同じ稼働時間で収入が伸びるケースのほうが多いのです。

働き過ぎで体を壊すより、登録先を見直すほうが圧倒的に効率的。時間ではなく、仕組みで稼ぐという発想に切り替えてみてください。

ドライバーの声

「月収30万から40万に上げたくて、最初は『もっと働かなきゃ』と思ってました。でも登録先を見直しただけで月収38万に。あと2万は営業で埋められて、稼働時間はむしろ減りました。考え方を変えるだけで全然違います」

── 40代男性ドライバー・福岡県

CHAPTER 03

まとめ:稼働より先に見直すべき理由

仕事を増やしたいなら、まず登録先を見直す。この発想が大事な理由は3つあります。

①時間は有限、登録先は広げられる

1日は24時間しかなく、体力にも限界があります。でも登録先は、何社でも増やせる。伸ばせるところから伸ばすのが合理的です。

②働き過ぎは持続性を壊す

稼働時間を増やすのは短期的には有効ですが、長期的には体を壊すリスクがあります。稼ぎ方の仕組みを変えるほうが、長く続けられます。

③選択肢が増えると交渉力が増す

登録先が複数あれば、「他で条件がよければ移る」という選択肢ができます。これが単価交渉の武器になり、結果として時給が上がります。

この記事のポイント
  • 仕事を増やしたいなら、稼働時間より先に登録先を見直す
  • 1社依存・単価停滞・閑散期の収入減は登録先見直しのサイン
  • 複数登録は収入アップだけでなく単価交渉の武器にもなる

稼働時間を増やす前に、まず登録先を見直してみてください。同じ時間働いても、選ぶ場所で結果は変わります。今日、新しい登録先を1つ追加するところから始めましょう。

WRITTEN BY
ドライバーバンク編集部
軽貨物ドライバー特化のキャリア支援サービス「ドライバーバンク」の編集チーム。現場ドライバー・運送会社への取材をもとに、現実的なキャリア情報を発信。